乾燥肌とアレルギー
乾燥肌とアレルギーとは、どのような関係があるのでしょうか。アレルギーと、アトピーが似ているように思っている人もいるかと思いますので説明しますが、アレルギー肌とは、アレルギー物質が角質層から入り皮膚組織で進入を感知し、それを排除するために免疫機能が働くわけですが、それが頻繁に働き異常を起こしている状態のことです。アトピーの場合、強い痒みがあったり、おさまったりを繰り返しながら症状が進んでいくのが特徴で、アトピー素因肌とはアトピー性皮膚炎になりやすい体質の皮膚状態を言います。空気中が乾燥すると肌の水分がなくなりカサつくのが乾燥肌で、通常の肌の人では何も気づかない症状でも、アレルギー肌の人の場合、過剰に反応して肌のトラブルを繰り返してしまうところが特徴です。乾燥肌とアレルギーにどのような関係があるのかといえば、角質層が破壊されてバリア機能が弱まり刺激物質が入りやすいという所ではないでしょうか。乾燥肌の場合はカサつきが気になりますが、アレルギーだと湿疹が出来てしまう場合もあるようです。どちらか片方だけならまだ良いのですが、乾燥肌とアレルギー肌の両方である人はどう対処したら良いのでしょうか。この場合、肌のバリア機能はいちだんと低下しているので、肌へも悪影響を及ぼしてしまう確立も高くなります。なので、しっかりとバリア機能を作ってあげる事が大切になってきます。バリア機能である角質層を作ってくれるのは、しっかりと睡眠をとる事なので、細胞分裂を繰り返して新陳代謝を良くするためにも、寝不足などならないように規則正しい生活を心がけましょう。そして、共に肌への保湿もしっかりと行いましょう。
