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妊婦さんの乾燥肌
妊娠した人にしか分からない肌の異常、妊娠前と比べるとかなり違うものなのです。肌が乾燥しやすくなって皮が剥けたりニキビが出たりと、お腹の中には赤ちゃんがいますので、赤ちゃんに伝える栄養はもちろんですが、自分の栄養までは忘れてしまいがちなのです。その栄養となるのは、ミネラルがほとんどで、ミネラルは肌の新陳代謝や美容成分のコラーゲンの生成に必要なので、ミネラルが不足すると肌乾燥の原因にもなってしまうのです。なので、しっかりとしたスキンケアを心がけなければいけません。スキンケアをする際は、お腹の中に赤ちゃんがいますので、低刺激なものでケアするようにしましょう。毎日の食事も、ミネラルやビタミン中心のものに変えて、肌に必要な栄養素を摂っていきましょう。妊娠中の肌に必要な栄養素は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、オメガ3脂肪酸です。この中でも、肌の新陳代謝に必要な栄養素は亜鉛というミネラルで、その次にマグネシウムも肌の新陳代謝にはかかせないミネラルです。母親にミネラルが不足していると、お腹の中の赤ちゃんもミネラルが不足しますので、生まれたあとも肌トラブルになる可能性が出てきます。ケアとしては、石けんや洗顔料は、低刺激性のものを使うことや、体を洗うときは石けんを手のひらで十分に泡立て、手の届く範囲をクルクルと手で洗ってください。手の届かない場所は、綿のタオルで優しく洗い、ボディブラシやナイロンタオル、洗顔用スポンジの使用は避けた方がよいでしょう。また、保湿剤の使用も良いでしょう。基礎化粧品を使う場合は、皮膚表面の必要な皮脂をとってしまうアルコール成分が入っていないものを使用してください。
